ぬかを活用しよう!ワークショップのご案内


みなさん、ぬかと聞けば何を思い浮かべますか?ぬか漬け、米から出るサムシング、多くの人はそれくらいのイメージしか持ち合わせてないことと思います。

「乏しい!あまりにも浅識!」

ああ失敬、心の声が出てしまった。

「ぬかを深く知れば、あなたもめくるめくぬかの世界に魅了されること間違いない!」

つい数日前まで「ぬかって米から出るサムシングやろー」と間の抜けた顔で言っていたわたしは、誇らしげに言っている。


ぬかとは

田んぼで栽培された稲は、「外皮」と「胚芽」という部分が取り除かれ、「精米」されて我々の食卓に並んでいる。取り除かれた部分はほとんどが捨てられてしまう、それが「ぬか」なのである。

しかし、こうして捨てられてしまうぬかには豊富な栄養分が含まれていることはあまり知られていない。また、ぬかの発酵を促す働きを活用すれば、地球環境保護の点からも大きな役割を果たす可能性が潜んでいる。


ぬか漬けについて

昔の人の知恵はすごい。捨ててしまうぬかを活用しようというところから、「ぬか漬け」の歴史は始まった。なんと、googleの影も形もない奈良時代に起こったとされ、現代の形になったのは江戸時代初期のことである。平城京やで(←思いつくままに書くな)。

保存食にもなるぬか漬けは日本の食文化において大きな地位を築いてきた。

ぬか自体にタンパク質、食物繊維、ビタミンA、B群、E、カルシウム、リン、亜鉛、鉄などの栄養素が含まれている上に、野菜をそのまま食べられるため、美容や健康の側面からも注目されて久しい。

とはいえ、忙しい現代人には自家製ぬか床なんてハードルが高いだろう、と考える人がほとんどであろう。

そんなぬか漬けへのイメージを180度変えてしまう、そしてみんなで楽しく作れるワークショップを開催しています。


知られざるぬかの活用法

ぬかの活用を、ぬか漬けだけに止めておくのはもったいない。料理にそのまま使うことだってできるので、栄養分を余すことなく身体に取り入れることができる。

ワークショップではぬかを使った料理を昼食として楽しんでいただきます。

また前述したように、発酵という働きを利用して再生可能エネルギーを生むこともできる。

食べ残し大国とも言える日本。各家庭で必ず発生する生ゴミは、燃やすのに大量のエネルギーを必要とし、1年間のゴミ全体の処理にかかる費用は1億8000万円強にもなる。

食品の製造加工業者や飲食店など事業系の生ゴミは、食品リサイクル法で再生利用することが義務付けられているが、家庭ゴミの場合、どう減らすかは個人に任されているのが現状。

そこで我々は、簡単にダンボールでできるコンポスト(ゴミを肥料に変える装置)を広める活動を行っています。

大量のエネルギーを使って燃やさなくても生ゴミが土にかえせるとしたら、すてきなことだと思いませんか。


ぬかについて興味を持ったら・・

不定期でぬか漬けワークショップを行っています。

2〜4名の少人数制で、会費は3,000円。一切の材料、必要なものはご用意いたします。

ぬか漬けを作ってみたい!ぬか床がほしい!という方はぜひご連絡ください。

また、ダンボールコンポストを作ってみたい!という方。

ご自宅で出た生ゴミを肥料に変えてくださった場合、その肥料を我々が買い取りさせていただきます。

詳しくはお問い合わせください。みなさまのご連絡お待ちしております!

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